#6 院試って落ちたらどうするの?

高校受験や大学受験と違って院試は基本的に1つの受験しかしません

なので落ちてしまったら一回は途方にくれます、多分

そうならないように、私も院試勉強をしながらもし、院試に落ちてしまったらどうするかはなんとなく考えていました

院試を落ちたときに正常な決断ができるか心配だったから

今回は私が調べた範囲で院試に落ちてしまったらどのような選択肢があるのかについてお話します

その1 他の研究室の院試を受験する

大体の院試は夏、7.8月にあることが多いです

なので後期試験として9.10月に夏に院試が落ちた人の受け皿として受け入れている研究室もあります

同じ大学でそのような研究室があればラッキーですが、他大となると手続き諸々少しめんどくさそうです

私の学部でも後期試験がある研究室がありましたが、もう人数的に余裕がなく今年は後期で学生はとらないとなっていたので、自分は落ちたらこのコースでの受け皿は無いんだと覚悟してました

他の研究室でもいいから院で学びたいという方には考えられる選択肢かなと思います

その2 院試浪人

院試浪人は、その名の通り1年後に再び再受験することです

院試浪人を選んだ人にはさらに2通りの選択肢があって、その年で学部は卒学するか、後期から休学して卒業は1年持ち越して学生として院試を受けるかです

個人的なオススメはその年で卒業はしてしまう方です

休学すると同期と卒業できなくなるし、授業でも半年ほどですが孤独に受けなくてはいけない

何より1年休学している間にだらけるか、情報が回ってこないか、などして卒業を逃してしまったら最悪です

さらに院試浪人は中々メンタル的に辛くなることが多いので、途中で院を諦めてしまう人もいます

そうなったときに卒業がまだだと、色々拘束されてしまいます

院試浪人はこの分野で絶対に将来活躍するんだ、この分野でなくてはだめだ、と強くこだわりのある研究室がある人に、考えられる選択肢かなと思います

その3 就職

私の肌感覚ですが、院試に落ちた人の多くが就職の道を選んでいる気がします

就職も2通りの選択肢があります

その年に就職してしまうか、次の年に就職するかです

院試に落ちた人ように9月に採用を行っている企業もありますし、聞いた話では教授の紹介で就職した人もいます。もちろん普通に募集中の企業もあります

その年に就職するのは1か月弱で決めなくてはならなくなるのでそれが大変だと思います

院試がやっと終わって解放されたと思ったら、いきなりの就活は考えただけでも胃が痛い

でも、これで決まってしまえばあとは卒論を書くだけなので気は楽になるのかな

それに今の時代は終身雇用制度が崩壊しつつあるので、就職した先が合わなければ転職もできます。転職の大変さは分からないですが

次の年に就職するとなったら、さらに2通りの選択肢があって、卒業して就職する道と、1年休学して就職する道です

これにはそれぞれにメリットとデメリットがあると考えています

まず、卒業してから就職するメリットは院試浪人とほぼ同じですが、同期と卒業できるし、就職が決まってしまえば半年以上の自由な時間を手に入れることができるということです

一方、デメリットは新卒カードを失うということです。卒業した次の年に働き始めるということは就職浪人をしていたような立場ですから第二新卒として扱われることがほとんどです。稀に事情を汲み取ってくれる会社は新卒として扱ってくれることもあるようですが

1年休学して就職するメリットは、先ほどと逆で、新卒として採用されることです。ただ、休学していたことの理由は聞かれるので院試落ちしたことがどのように就職に影響するかはその会社によると思います

一方、デメリットはこれも院試浪人と似ていますが、卒業をちゃんとしなくてはいけないというのが最後までつきまっとていることです

まとめ 

長々とそれぞれの選択肢のメリットデメリットを書いていきましたが、一番大事なのは自分で納得して最終判断をするということ

結果的に最悪になってしまってもあの時にちゃんと考えたことが、自分を支えてくれると思います

私の周りでもちらほら院試落ちした人がいますが、同じコースで落ちてしまった女の子2人は9月に内定が出て、10月の内定式にも出れたそうです。そのうち1人の子は1回目の面接で社長と、2回目の面接で会長として内定をもらったらしいです

同じコースではないですが建築学科の子で院試落ちした子は来年就職することにして今就活をしています

今、修士2年の機械科の先輩は院試浪人をして院進をしたらしいです

みんな、苦しい時期はあったと思うけど乗り越えています

だから、院試がだめだとしても大丈夫

落ち込んで、苦しんで、考えて、そしたら次の楽しいことが待っているから

最後まで読んでくださりありがとうございます!終わり。

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