この記事では院試当日についてお話します
私の試験は一日目に3時間の筆記試験、二日目に面接という感じでした。
一日目:筆記試験
一日目は3時間の筆記試験でした。試験前日にラボのグループラインで、試験の前にラボに寄っていってくれたらいいことあるかもよ、みたいなのが来てたので試験の前に研究室に行って先輩たちからのメッセージ袋とお菓子をもらいました。こういうのシンプルに嬉しいなと、来年も後輩にやってあげたいな、と、院試勉強ですさんだ心に沁みました
試験会場は大学の大教室で授業でも何回か利用していた教室だったし、ほとんどが同期だったので緊張とかはしませんでした
正直、試験3時間は長すぎでしょと思ったけど、実際受けてみたらそこまで余るという感じではなかったです。言葉で書く系も多かったので、丁寧に書こうと思えばいくらでも時間は使えたからです。
これは先輩から聞いた話だから定かではないけど、チンプンカンプンな問題でもとりあえず知っていることを書きまくった方が、印象が良いし部分点みたいのももらえることもある、だからそんな問題も白紙だけにはするな、と言われたのでとにかく聞いたことない用語についてでも適当なことを書きなぐっていました。
試験の最初は余裕ぶってゆっくりやったり、途中で他事考え出したりとかしちゃったけど、最後の方は少し焦りながら解いてしまったから、焦らず、落ち着いて説くけど、油断はせず丁寧にして説くべしってもし、これから院試を受ける人がいればアドバイスしたい
まあ、特に波乱はなく筆記試験は終えました!終わった時の達成感は凄かった
二日目:面接まで
二日目は面接だったんですけど、筆記試験で精一杯でほぼ何も準備をせず当日を迎えました。
服装規定はなかったけど、例年リクルートスーツの人がほとんどらしいので私も慣れないスーツで受けました
待合室にまず集まりました。みんな、筆記試験が終わって解放されて浮かれていたのと見慣れないお互いのスーツを見てなんかウキウキしていました
待合室の試験監督もフレンドリーな教授で、一応スマホは触っちゃダメだよ、とか試験終わった人は待合室に戻ってこれないからねみたいなことだけ言ってそっから待合室には戻って来なかったので、待合室は学生だけというルーズな感じでした
私は受験番号が9番だから待ち時間は多く見積もって1時間半とかだったけど、暇になるのは嫌だなーと思って本とかもっていったけど、全然読まなかった!謎に緊張してしまって
まず、聞かれそうな質問に対しての自分の答えを作るのに必死でした具体的には
- 自分の実験内容→これは今までの自分の実験内容を軽く振り返ってた。まあまあ自身はあった
- 院に入ったらやりたいこと→今の実験内容には満足しているので(他の研究に比べたらまだ)引き続き、今行っている研究を続けたい
- 院への志望動機→研究を通して、社会人でも必要になるスケジュール管理能力や発表力を身につけたい
とかでした。まあ、当たり障りのないことを用意してたらあっという間に自分の番がまわってきました
面接で聞かれたこと
面接場は昨日筆記試験を受けた教室だったんですけど、コの字で私のコースの先生が座っていて真ん中に受験者が座るという形でした。それもそれで怖かった
まず受験番号と名前を言って、その後、担当教授から質問をされました
教授「他大の院に行く予定はありますか」
のりお「(就職考えている?って聞かれたら落ち確みたいなことを聞いていたからそれと勘違いして焦る)いいえ、考えていません」
教授「院への志望動機を教えてください。」
のりお「(用意してたやつ!)院での研究を通してスケジュール管理能力や発表力を身につけたいです。」
教授「今のままでは、それはギリギリだよ。実験用語とかが答えられていなかったよ」
のりお「 (???ギリギリというのは試験の点数がギリギリだから院に行けるかどうかが微妙ってこと?それとも、私の今までの実験の仕方ではその力はつかないってこと?はにゃ?)はい。」
教授「今の研究はどう?楽しい?」
のりお「(いや、研究が楽しいって感じたことないんだけど)今は研究はやるべきことが見えていて順調に進んでいるので、やりがいを感じています。」
教授「これから、順調にいかないこともあると思うけどね。修士を卒業してからはどんなふうにするつもりなの?」
のりお「(修士の後のことを聞かれるってことは受かったフラグ?)詳しくはまだ決めていませんが、食関係の会社に就職したいな、と漠然と考えています。将来したいことも考えながら院で色々学べれたらと思っています。」
担当教授からはこのくらいの質問をされて、最後に研究室の一番偉い教授が
「今の研究室で改善してほしいことはありますか?」
のりお「(えー、何この質問!!あるっちゃあるから印象悪くなっても言ってしまおう)はい、できたらB4にも自分のデスクが欲しいなと思います。落ち着いて勉強できるスペースがあるといいなと思いました。」
面接はこんな感じでした!後で同期に聞いたらみんなもだいたいこんな感じでした。少し私は多かったのかな、最後の「研究室で改善して欲しいこと」は私ともう一人しか聞かれていなかったみたい。不満そうな顔をしていたのかな
院試を終えて
面接しているときは凄い緊張していて、怖いと思ったけど今落ち着いて振り返ったらまあ、当然のことを聞かれていたな、と思います。圧迫面接ではなかったな
友達で、面接の時に「他大の院を考えていますか」と聞かれたときに落ち確だと思って頭真っ白になって半泣きで面接受けた子もいたけど、その子も無事受かってました。
だから、深く考えず動揺せず聞かれたことに淡々と答えればいいと思います。本当の気持ちが答えられれば一番それがいいと思うけど、私みたいにそれらしいのを答えるのも全然ありだと思っていて、院の内部進学の面接はおそらく合格ラインギリギリの子にとっては多少影響があるのかもしれないくらいで、ほとんどの人にとっては予備的な要素がほとんどだと思います。
だから落ち着いて噂に左右されず、淡々と受けてきてください!
以上!最後までお読みいただきありがとうございます!
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